施術部屋に入り私がお客様にお水を出したときに、笑顔と共にこんな嬉しいお言葉を頂きました。それは60代女性のお客様。まだ施術は4回めですがお客様がおっしゃる通り髪はふんわりしてきており、お越しのたびに変化がわかります。
このお客様はとても大きな病を克服された経緯があり、「残りの人生を楽しくいきたい!」という思いを強くお持ちです。そういった思いや持ち前のポジティブさも作用し、ハイリスクの頭皮にもかかわらずいい髪がどんどん生えてきています。
1日24時間、誰にでも平等にあります。それをどう生きるかはその人次第。このお客様と話すたびに日々の大切さ、そして人間いつどうなるかわからないということを感じます。
このお客様と話していると、お客様はもちろん、どのお客様にも早く髪のコンプレックスなく過ごせる日が来るようにしっかり取り組んでいこうとあらためて思うんです。
そんなわけで今日はもう一度、脂漏性皮膚炎の勉強をし直しました。基礎学習があっての応用ですから何でも基礎は大事ですね。
これからも一人ひとりのお客様にシッカリと向き合い、良い発毛をしていきたいです。
先日、看護師さんが発毛体験に来られ発毛をスタートされることになりました。看護師に限らず、病院で働いていると薬は身近な存在。すぐに薬を飲む人が多いです。私も病院勤務時代はそうでした。
でもそれが【薄毛】となると話は違います。
薄毛治療薬を飲むのはどういうことなのかを考えるので、風邪薬のように簡単にはいきません。そして、皮膚科での薬や塗り薬が薄毛改善にはほど遠い存在だということも分かっているので頭皮改善の大切さをよくわかってくださいます。
看護師さんはみな、SS発毛システムとAozoraの薬を飲まない発毛という考え方に賛同くださる方がほとんどです。
今回のお客様もそう。体験連絡の電話の時点で「私も看護師で皮膚科でも働いてたんで、もうよくわかっていますから」と発毛を開始してくださるお気持ちだったようです。
看護師は日常生活の薄毛のリスクでいうと、かなり高いと言えます。当直・ストレス・不規則な生活・多い外食、多少の個人差はあれど、職種的にはハイリスクです。勤務を考慮しつつ可能な範囲での生活改善をしながら発毛に取組んでいきます。
11月23日は祝日ですが午前のみ営業いたします。体験は11;30より1名様のみ可能です。ご希望の方はお早めに予約をお願いいたします。
本日20時からの【教えてもらう前と後】の白髪&抜け毛解決スペシャルで仙台泉店、阿部先生のブログ画像が紹介予定です^^。
発毛と同時に根元の白髪が黒髪になることがあり、その画像が紹介されます。ぜひご覧ください!
先日からコース開始されたお客様。ミノキシジルを服用しても体毛だけどんどん濃くなり、髪が増えないということでご相談に来られました。
肉眼でもスコープでも頭皮状態は悪いです。この場合、体毛がどんどん濃くなられているということは髪にも栄養が行っているはずなので、頭皮が改善されていない為、生えた毛が育っていないことが予想されます。
そして、気になったのが体毛の濃さ。ご本人もおっしゃっていましたが濃さがすごいんです。体毛を見ると「これは普通のミノキ量じゃないな」と感じたんです。なので飲まれているミノキシジルの容量をお聞きしたところ「分からない」ということでしたので、次回までに調べて来て頂くことにしたんです。
そして施術スタートの日。携帯で「これです。これ飲んでます」とお客様がその商品画面を見せて下さいました。それはミノキシジル10mgのタブレット。
そして、「ちょっとこれは多すぎますよ。」と私が言うのと同時に、お客様から驚くような言葉が返ってきたんです。
「1つ飲んでも全然生えへんかったから、今2錠飲んでるんです」
「え~~~っ!そしたら20ミリですよ?」と私が言うと、「そうですねぇ」とお客様。何も考えずに、効果がないからとただ飲む量を増やしておられたんです。
「こんなん、アンドレ・ザ・ジャイアントみたいな人が飲む量ですよ」←とっさにでた例えですが(笑)
というと、「え~~?そうなんですか。」とお客様はさほど驚く感じもありません。薬に対する恐怖をまったくお持ちじゃないんです。一番怖いケースです。
これまでもAozoraではミノキシジル10ミリを飲まれていたお客様が何度か来られたことがあります。そのお客様たちはAozoraでみな減薬されました。ひとことで減薬と言ってもそう簡単ではありません。髪に出来る限り影響が出ないよう、フォローしながらの減薬ですから。
それにさすがに20ミリは初めてです。輸入薬にもきちんと説明は書いてあるはずなんですけどね。
よくAozoraに来てくださったなと思いました。お客様も「来てよかった」と言ってくださいました。だって、もし生えていたらそのままずっと20ミリ飲んでおられたと思うので。
いくらなんでも危険すぎます。健康なカラダあってこその髪です。
薬の量はだいたいどんなものでも体重が考慮されます。例えば坐薬でも子供のものは半分のミリ数だったりします。このお客様の体格はどちらかと言えば平均男性より小さい方。となると、ますます負担は大きかったと予想されます。
早速その日から半分に減らして頂くようにお話しました。本当ならもう10ミリではなく5ミリにしてもらいたいところですが、薄毛をかなり気にされているのでそこも考えていかなくてはいけません。勝手な自己判断で何も変わらず体毛だけ増え、薄毛対策をいちから仕切り直さなきゃいけなくなってしまいました。
20ミリ飲んでおられたミノキを減らし、なおかつ髪を増やす。普通で考えても尋常じゃないことがわかります。でもこれまでのお客様はみな減薬し、うまく経過されたので、このお客様もしっかりフォローし何とか発毛できればと考えています。
現在もミノキシジルやプロペシアといった個人輸入薬は根強い人気があります。クリニック処方の何分の1かの費用で済むためです。私は個人輸入薬が悪いとは思いません。信頼できる会社なら自己管理がきちんと出来ればよいと思っています。
しかしやはり頭皮改善が必要なケースは多く、飲んでつけても薄毛改善しないことが多いです。改善されていたとしても薬の効果はマックスに発揮できていないと考えます。それは薬で結果が出ない原因は頭皮環境にあることが多いためです。薬を飲んでも薄毛が改善されない場合は勝手に量を増やすと危険です。Aozoraでは、すべてフォローしながらお客様と一緒に対策をしていきます。薬を増やしたり勝手にやめたりする前に先にご相談ください。
薄毛相談に来られる女性のお客様に多いのがピルを服用されている人。そして、その次に多いのが貧血の人なんです。そこで今日は貧血と髪、どんな関係があるのかをお話ししていきます。
貧血になると鉄分が不足します。鉄分が不足するとコラーゲンの生成がうまくできなくなるため顔や髪がかさついたり、爪にも影響が出ることがあります。また酸素は赤血球のヘモグロビンによって全身に運ばれます。貧血になると慢性的に酸素が少なくなるため疲れやすく、だるさやイライラも感じやすくなります。
ひどくなってくると、息切れやめまいなど日常生活にまで影響します。
また中医学では髪は【血余】と呼ばれ、体に使われた血の残りが髪に送られるとされています。つまり十分な血液というか余るほどの血液がある方が髪にいいということなんですね。
先日から発毛開始されているお客様。貧血気味と聞いていたのでデータをご持参いただいたのですが、これがびっくり。
想像以上のものすごい貧血なんです。
昔むかしの大昔、私が出産で大量に出血した後このくらいのデータになって毎日造血剤のお注射を受けていましたが、もうふらついて手すりを持たないと歩けなかったです。このお客様の場合は、血小板の数値が上がっているので鉄欠乏性貧血ということになりますが、慢性的な貧血でもうその状態に慣れてしまわれています。
でも、このデータでは体に負担がかかっていると予想できます。この慣れはあまり嬉しくない慣れです。もちろん髪にも影響するので貧血の改善にも同時に取組んでいただくことにしました。髪を改善しながら体も改善できればさらに良いですね。
このお客様のように、髪に影響を与えているのは一つだけの原因ではないことが多いです。それをしっかりとふまえ対策していくことが大切です。
髪は日々の生活、体から作られています。体の知識を発毛にも取り入れ対策していくのがAozoraの発毛です。薄毛や髪のパサつきが気になる方、貧血をお持ちの方はまず対策されてみてください。
もちろん、頭皮対策も早い方がいいですよ^^