薄毛相談に来られる女性のお客様に多いのがピルを服用されている人。そして、その次に多いのが貧血の人なんです。そこで今日は貧血と髪、どんな関係があるのかをお話ししていきます。
貧血になると鉄分が不足します。鉄分が不足するとコラーゲンの生成がうまくできなくなるため顔や髪がかさついたり、爪にも影響が出ることがあります。また酸素は赤血球のヘモグロビンによって全身に運ばれます。貧血になると慢性的に酸素が少なくなるため疲れやすく、だるさやイライラも感じやすくなります。
ひどくなってくると、息切れやめまいなど日常生活にまで影響します。
また中医学では髪は【血余】と呼ばれ、体に使われた血の残りが髪に送られるとされています。つまり十分な血液というか余るほどの血液がある方が髪にいいということなんですね。
先日から発毛開始されているお客様。貧血気味と聞いていたのでデータをご持参いただいたのですが、これがびっくり。
想像以上のものすごい貧血なんです。
昔むかしの大昔、私が出産で大量に出血した後このくらいのデータになって毎日造血剤のお注射を受けていましたが、もうふらついて手すりを持たないと歩けなかったです。このお客様の場合は、血小板の数値が上がっているので鉄欠乏性貧血ということになりますが、慢性的な貧血でもうその状態に慣れてしまわれています。
でも、このデータでは体に負担がかかっていると予想できます。この慣れはあまり嬉しくない慣れです。もちろん髪にも影響するので貧血の改善にも同時に取組んでいただくことにしました。髪を改善しながら体も改善できればさらに良いですね。
このお客様のように、髪に影響を与えているのは一つだけの原因ではないことが多いです。それをしっかりとふまえ対策していくことが大切です。
髪は日々の生活、体から作られています。体の知識を発毛にも取り入れ対策していくのがAozoraの発毛です。薄毛や髪のパサつきが気になる方、貧血をお持ちの方はまず対策されてみてください。
もちろん、頭皮対策も早い方がいいですよ^^