近年の『香り合戦』のせいで柔軟剤や洗剤などの過剰な香りに苦しむ人が増えています。私もものすごく苦手です。家の近くにも立ち並ぶ家の洗濯物の香りが、曲がり角までしてくる事があったりします。その香りをおこすために含まれる化学物質がめまいや頭痛、吐き気などを引き起こす学物質過敏症の原因の一つになっています。シャンプーやコンディショナーでも同じことが言えます。そして、それが困ったことに頭皮にも関係しています。
皮脂の酸化臭すらわからない?
ここ数年よくこんな事があります。Aozoraは薬を飲まない発毛をおこない、また学童期からの薄毛予防にも取り組んでいます。
そのため子供の薄毛相談によくお越しくださいます。その際に、例えば高校生などで体験時に皮脂の酸化がすごいケースがあるんです。ところが、その酸化臭を上回る香料のせいで、それに気づかない。お母さんに「息子さんの頭、すごく臭いのわかりますか?」と聞いても「いい香りしかしない」という返事が返ってきます。
本来であれば、それだけ皮脂が酸化していれば周りの人が気付いてその人に伝えたり、親であれば「あんた頭臭いなぁ・・」と子供に注意すると言った流れになるはずが、それが感じられなくなってしまっているのです。
作られた人工的な香りが本来感じなければならないものまで、封じ込めてしまっているのです。
香りたいなら精油を使いましょう
臭いより、いい香りのほうがいい。もちろんそれはそうかもしれないですが、本当に『いい香り』を希望するのであれば、作られた『なにでもない香り』より、天然の精油を使うようにしましょう。天然の精油こそが本当の香りとよべるものです。そしてまた、何かの臭いで困る場合は必ずそこには原因と解決策があります。
香りでごまかすのではなく、根本的な改善をされることをお勧めします。
頭の臭いは要注意!
そして、頭の臭い!これは汗や皮脂が酸化して発生していることが多く、薄毛の原因になっているケースがよくあります。いくら洗っても頭が臭い、そんな場合はシャンプー剤が悪い、もしくは過剰に分泌される皮脂にお手入れが追いついていないなど、様々な原因が考えられます。
頭が臭う、そして抜け毛が気になるようなケースは、一日も早くAozoraにご相談ください。