Aozoraではここ数年、薄毛治療薬を飲んだものの副作用を感じ中止され、元よりひどくなりご相談に来られる方が後を絶ちません。
その中でも先日お客様が話してくださったお薬に対する大きな間違い。今日はそれについて書きます。
そのお客様は女性。数年前から抜け毛が止まらず薄毛専門のクリニックを受診されました。
そこでは先生からミノキシジルやその他サプリなども処方され、2回のシンプルな血液検査代を含めその費用6カ月で約50万円。
その金額でもそのお客様が服用を開始されたのにはある考えがあったからなんです。それは「ひとまず半年薬を飲んで、髪が増えたらいったん薬をやめてまた5~6年後に薄くなってきたらまたちょっと薬を飲もう」という考え。
そうなんです。「いったん生えたら何年かそれでいけると思ってた」
お客様は生えた髪が何年か持つと思いこまれていたんです。ところが実際は違った。
止めたらすぐに元に、何なら元よりひどくなる。服用から半年経過し、クリニックに行くと「どうされますか?また半年飲まれますか?」と言われたお客様。そこでまた6か月分50万円、もしくは止めたら元に戻るということを知らされます。
結局お客様は内服を止め、そこから1年ものあいだ抜け毛が止まらずご相談に来られました。そして現在Aozoraで薬なしで発毛中です。
他にもそんな風に1年の間に輸入薬を飲んで止めてを繰り返すうちに、年々薄くなってきたというご相談もありました。
飲んでやめて、また飲んで・・。繰り返すうちに薬への耐性ができ効果が出にくくなったのでしょう。そのお客様はそれまで全く頭皮改善されていなかったので幸い改善されましたが、安易に飲んだり止めたりは取り返しがつかなくなることがあるので要注意です。
Aozoraでは内服に頼らない頭皮改善による薄毛改善を推奨しています。でもお客様が目標とされるボリュームに対して、薄毛リスクの方が高い場合は薬が必要なケースもあります。
風邪薬や血圧の薬、、薬には必ず副作用はあるものの、薄毛治療薬はちょっと特殊です。
薄毛治療薬は飲んで生える方が4割。きちんと育つ方が2割。(もちろん頭皮改善すればもっと確率は上がります。)そしてせっかく髪が育っても止めたら抜けるというリスクが大前提としてあること。また多くの女性は、ミノキシジルで体毛がすごくなり悩むということ。
薬を飲むのが決して悪いわけではありません。頭皮もしっかり改善し、うまく付き合っていけば髪のストレスが解消されます。
ただ、薬についてしっかり知っておいたうえで始めることが大切です。
薬を飲む飲まない、、それよりも第一に始めること、それは頭皮改善です。薄毛にお悩みの方の発毛体験で頭皮が100点!いえ、50点の人もまずおられません。髪の居心地を良くしてあげることがいちばんの薄毛や抜け毛の予防対策です。
抜け毛が止まらない・・。それはすでに初期段階ではありません。円形脱毛症は別として、急に髪が抜け続けることはないからです。ボリュームダウン、ハリコシがなくなり髪が細くなっている時点ですでにヘアサイクルは乱れ、髪は正常に育たなくなり始めています。だから対策は一日も早いほうがいいのです。
気になられている方は一日も早くご相談にいらしてください。しっかりと対応させていただきます。