守口市からお客様が薄毛相談にお越しくださいました。このお客様の一番の関心は改善方法はもちろん、「自分がどうして薄毛になってしまったのか?」ということでした。
Aozoraに薄毛のご相談に来られるほとんどのお客様が、薄毛になってしまった原因をご存じありません。さてこのお客様はどうして薄毛になられてしまったのでしょう?
女性の薄毛の特徴は、一部分が薄くなるのではなく全体的に髪が細くなることが多いです。1本1本が細くなってしまうのでボリュームが無くなります。
これに一番関係しているのは、ホルモンバランス。女性の髪を健やかに保つ働きのあるホルモン、エストロゲン。このエストロゲンが、30代半ばを過ぎることから徐々に減り始め、40代からは急降下をたどります。
大切な髪の毛を守ってくれるものが失われていくのですから、髪も失われていくということです。
そして、この水分と皮脂のバランス。これも大切です。私たちの頭皮は、皮脂膜という膜で覆われ、頭皮や毛穴を保護しています。この皮脂膜というものは、皮脂や皮表脂質が汗などの水分と混ざり、乳化し作られます。この皮脂膜が大切な頭皮や毛穴を守っています、髪は皮膚の中で作られるため、皮膚の機能が低下してしまうと健康な髪が育ちません。
そんな皮脂膜の作用は、たくさんあります。髪の断面図と、その表面を覆う膜をイメージしていただくとわかりやすいです。皮脂膜がちゃんと機能しないと、
①水分が中からどんどん蒸発して、インナードライになってしまう。②頭皮を守る常在菌の餌がない。③バリアがないので暑さ寒さの刺激を受けやすい④水分が蒸発し細胞に弾力が無くなってしまう。
このようなことが起こってしまいます。
これらを逆に考えると、皮脂膜の役割は、
・水分の蒸発を防ぐ
・頭皮の常在菌の餌になる
・暑さや寒さから、頭皮や体を守る
・皮膚に弾力性を与える
こんなにあるということなんですね。それが乱れ始めるのですから、髪が育ちにくくなるのがよくわかります。
そして、このお客様は30代後半から白髪が増え、もう何年も3週間に一度の白髪染をされています。ただでさえ、リスクのある状態に、さらに頻回にダメージを加えるのですから、これでは髪は育ちません。
これらの話をお伝えし、お客様がおっしゃった、それが「そりゃ薄毛になるわ!!」でした。
まぁ、リスクだらけ。これらをこれから一つ一つ解決し、髪を育てていきます。Aozoraはお薬を使わない発毛をお勧めしています。
こんな場合はミノキシジルを飲む手もありますが、それは上記の原因3つのどれも改善しません。血管拡張し髪に栄養を送りますので別ルートでの発毛という感じです。
その場合は、薄毛になった原因はそのままなので、やっぱりその原因にアプローチをすることが一番理に叶った薄毛対策です。
このお客様も、薬を飲まない発毛を開始されることになりました。このお客さまのポイントは、ホルモンバランスの改善と皮脂のコントロール、頭皮の乾燥対策、そして、白髪染めを安全なものに変えることです。
今はぐったりしてしまっている髪ですが、徐々に元気を取り戻していきます。
そして同じように、原因を対策していくことでボリュームアップされたお客様です。ミノキシジルを止め、Aozoraで発毛スタートされた、もっとも難易度の高いお客様の改善例です。
薄毛の原因は一人一人違います。その状態に合わせた対策を行うことが必要です。Aozoraでは、定期的にお客様ミーティングをおこない、発毛経過の向上を目指しています。
その他の改善例は、こちらをご覧ください。
https://www.aga-asahi.com/ladys/womens-hair-growth-record/
Aozoraはお客様の笑顔の為にをモットーに日々発毛に取組んでいます。