薄毛人口は年々増加し、それに伴い様々な薄毛対策が進化しています。毛包は成体の中で唯一幹細胞が存在する器官なので、これまでマウスの毛包由来の上皮性幹細胞と毛乳頭細胞から毛包の元になるもの(毛包元基)再生することが可能とされました。
またその毛包元基の生体移植により毛包再生ができるという事が証明されています。そして今はそこから臨床開発に向けた研究がされています。まだまだ夢のような話に思えますが、これだけ色々なことが進化している時代ですから、そう遠くはないのかもしれません。
そしてそれは医療になるので、発毛サロンには直接関係がないのですが、この記事の中でとても興味深い部分があったんです。
それが【毛包再生と立毛筋との関係】
毛包とは髪を育てる元の部。立毛筋はいわゆる鳥肌などの時に働いているのが一番よくわかる部分です。毛包は立毛応答と感覚器として機能することが知られており、それは神経線維を介して行われます。
髪は切っても痛くないですが、髪に触れると触っている感じがわかりますね。簡単に言うとそんな感じです。
この立毛筋は再生毛包を接続し、血流を開始します。血流がないと髪は育たないので、とても大事な部分になります。そして、この立毛応答が副交感神経によって誘導されたそうです。
副交感神経を優位にすると、立毛応答し、血流が始まるという事です。
交感神経が優位になると、血行が悪くなり髪に栄養が行きません。サロンではもちろんその話をお客様にしていますし、今はネットで薄毛についての検索をすると、どこにでも書いてありますね。
この実験結果では、生えている髪ではなく、何もないマウスの皮膚に別のところから再生した毛をもってくるわけですから、この接続ひとつで髪は生きるか死ぬかが決まります。死活問題です。
でも、実際は同じような現象が私たちの髪に起こっているということです。交感神経が優位な状態は、思っている以上に私たちの髪の健康に影響するという事です。
逆に、リラックス神経と言われる、副交感神経を有意にすることが、髪をしっかり育てるポイントになるという事でですから、生活での原点になっていることが、実は一番大切だということなんですね
Aozoraでは昨年のスリランカ研修のあとから、お客様に呼吸法や瞑想をお伝えし、施術に取り入れています。
副交感神経を、これまでよりさらに優位にできる施術です。
実際に呼吸を意識していただく事で、お客様の体には様々な変化が見られました。
2020年はもう少し掘り下げ、必要性をしっかりお伝えしたうえで、呼吸法や瞑想を行っていく予定です。
Aozoraでは、お薬に頼らない発毛を推奨しています。進行具合によりますが、しっかりとお客様の話をお聞きし、理想の現実に向け取り組んでいきます。
現在行える最先端の発毛は、フリーズドライフレッシュ成長因子導入によるバルジ領域を活性化させる発毛や育毛です。
それにプラスし、生活の見直しをお伝えし、薄毛のリスクを減らし、強い髪を育て維持できるよう取り組んでいます。薄毛の悩みはQOLの低下を招くことが多々あります。薄毛が気になると、色んな事が楽しめなくなっていきます。
そこまで悩んでしまう前に、一日も早い薄毛対策が功を奏します。
AGA治療薬はいつでも始められます。でも実際には、薄毛だから全員に薬がいるとは限りません。まずは自分の現状を知ることが大切です。
お悩みの方はどうぞお早めにご相談ください。
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