みなさんはタバコを吸われますか?現代は禁煙が常という社会となりつつあり、タバコを吸う場所は限定され、喫煙率も各段に下がっています。諸外国ではこれまでタバコのパッケージに記載していた注意喚起を、タバコ1本ずつに印字されるというニュースもありました。
昔に比べ喫煙者は減りましたが、喫煙は様々な病気の原因であるだけでなく、薄毛にも影響することをご存知ですか?
昔からタバコは百害あって一利なしと言われていますが、これは髪の毛にも当てはまります。
今回は喫煙と薄毛の関係性やその対策についてまとめてみます。タバコを吸われる方はどうぞ最後までお読みくださいね。
まずは喫煙と薄毛の因果関係について見ていきましょう。
タバコは肺がんをはじめ、ほとんどのがんの原因につながること、その他多数の疾病の発症リスクを高めることなど、喫煙が健康に悪影響を及ぼすことは言うまでもありません。一見、髪の毛には関係の無いように思われがちですが、喫煙は薄毛にも関係します。薄毛の原因は様々ですが、その中でもタバコは薄毛につながる1つの要因です。
では、なぜタバコが薄毛につながるのでしょうか?
タバコを吸った後、頭がクラクラとしてしまうことはありませんか?これは、タバコに含まれるニコチンの影響で動脈が収縮し血流が悪くなることによって起こる現象です。つまりニコチンが血管を収縮させるため、全身の血の巡りが悪くなります。
喫煙による頭皮・頭髪への影響は具体的に言うと、血行という面です。喫煙により毛細血管がダメージを受け、血行不良に陥ると当然頭皮への血の巡りも悪くなります。
髪の毛は、根元にある『毛球』と呼ばれる部分に毛細血管が通っており、そこから血液を通して、栄養を補給し、成長していくというプロセスです。しかし、喫煙によって血行が悪くなると、髪の毛への栄養が十分に行き届かなくなり、結果として髪の毛を生やし太く成長させる毛母細胞を阻害してしまうのです。
また、男性ホルモンが多い人は薄毛(AGA)になりやすくなると言われています。
タバコを吸うと、AGAの主原因であるジヒドロテストステロンを増加させてしまうためです。
ジヒドロテストステロンは、男性外生殖器の形成や脳の記憶機能に良い影響を与えるとされています。一方で、ジヒドロテストステロンは毛の成長を抑制するタンパク質を作ってしまうため、髪が生成してから脱毛していくまでのヘアサイクルを短縮化させ、結果的に脱毛を促してしまうのです。
ここまで、喫煙が薄毛に作用するメカニズムについてまとめてみました。
では具体的に喫煙により、どういったことが原因になるのでしょうか。
メカニズムでも触れましたが、タバコに含まれる『ニコチン』は、髪にとって害になってしまいます。ニコチンは、タバコの煙やその副流煙によって体内に取り込まれます。体内に吸収されたニコチンは自律神経に刺激を与え血管収縮を誘います。
血管が収縮されると血管の血流の量が減り、皮膚の温度が2~5度下がるほど血行が悪くなります。血行が悪くなると毛髪の形成を行う毛母細胞に十分な酸素や栄養素が行き届かなくなり、毛髪力が落ちてしまうため、抜け毛や発毛自体が起こらなくなったりします。
さらに、血行を滞らせることで体中のエストロゲン(髪の成長を助け、髪の生育期間を延ばし、血流を改善することで頭皮を健康に保つ女性ホルモン)を作りづらくしてしまうため、毛が薄くなるだけでなく、新しい毛髪も作られなくなってしまいます。
髪に害を与えるのはニコチンだけではありません。タバコの煙に含まれる『一酸化炭素』も髪への影響を与える原因の一つです。
酸素は血中のヘモグロビンと結合して毛母細胞の活動を活性化させます。しかし、一酸化炭素は酸素よりもはるかに強くヘモグロビンと結合してしまいます。
そのため、酸素がヘモグロビンと結合せず、毛母細胞に栄養が行き渡らなくなるのです。また、一酸化炭素によって酸素が不足すると、髪を強くするコラーゲン生成が阻害されることもあります。
ニコチンや一酸化炭素の怖いところは、喫煙者が吸い込む主流煙より、副流煙のほうが多く含まれている点です。
喫煙者の近くにいる人の毛髪に、喫煙者以上のダメージを与えてしまうことになるのです。
禁煙するということは、非常に大きなストレスを伴います。ストレスはあらゆる病気のもとと言われていますよね。ストレスによる負荷が大きくなると、自律神経のバランスが乱れます。
それによって、ホルモンバランスが崩れてしまい、ヘアサイクルに乱れが生じるのです。
ホルモンバランスは髪にとって非常に重要な役割を果たしていますから、禁煙におけるストレスをなるべく少なくすることも非常に重要なのです。
自力で禁煙できないという人は、禁煙外来を受診するのも一つの手段です。
喫煙をすると老化を促進する活性酸素が増加します。活性酸素は肌の老化だけでなく、髪の毛を生成する毛母細胞をも老化させてしまいます。それによって髪の生成力が落ちてしまい薄毛に繋がります。
喫煙をすると悪玉コレステロールが増加します。悪玉コレステロールが増えると体内でタウリンを生成します。
このタウリンは髪の生成に必要なアミノ酸を消費してしまうため、育毛に回す栄養素が不足します。栄養不足に陥ることで薄毛に繋がるのです。
これらの事から、全てにおいて、タバコが「百害あって一利なし」と言われるのも納得できますね。
では現在、髪に悩みをお持ちで喫煙されている方は、どのように対策をしていけばよいのでしょうか。見ていきましょう。
・1禁煙
できれば禁煙することが望ましいですが、タバコをやめようと頑張ったことで、ストレスとなっては意味がありません。
毛髪の成長には男性ホルモンの依存が大きく関与しており、ストレスによりホルモンバランスが崩れることで薄毛が進行してしまう可能性もあります。無理はせず、少しずつ節煙していくなど、ストレスを溜めずに禁煙していきましょう。
禁煙は自力でも可能ですが、禁煙外来や禁煙補助剤を利用すると、ニコチン切れの症状を最小限に抑える事が出来ます。
紙タバコだけでなく、加熱式タバコにも血流を悪くするニコチンは含まれていますので、「紙タバコの代わりに電子タバコを」とはしないようにしましょう。
またタバコを吸うことができる場所を避ける、飴・ガムを口に含んでなんとなく口が寂しい状況を作らないよう、工夫をしてみるのも大事です。
・2頭皮環境を整えていく
禁煙しながら、これ以上の薄毛進行を食い止めるために頭皮環境を整えていくことも重要です。洗浄成分の強い市販のシャンプーでは皮脂を落としすぎてしまうため、アミノ酸系シャンプーなど低刺激のものを使用しましょう。
また、洗髪前にブラッシングや予洗いを長め(2分以上)にすることで汚れを落としておくこと、頭皮マッサージを行って血行を良くすることも大切です。
そして、脂質や糖質の多い食事は頭皮に皮脂を出してしまうため、食生活を改善することも髪の毛を育てることに繋がります。
・3生活習慣の改善
喫煙者でも薄毛になっていない方は、そもそもの遺伝リスクがなく、適度な運動・バランスの良い食事・こまめな水分補給をしている方が多いです。
適度な運動とは、例えば1日30分程度のウォーキングや筋トレ、朝のラジオ体操など毎日続けられる運動のことです。これを習慣的に行うことで血流を改善し、頭皮への栄養供給を促進します。
バランスの良い食事とは、海藻類やビタミン・ミネラルの豊富な食べ物を摂取することです。
特にビタミンCはタバコをたった2本吸うだけで一日の必要量が失われてしまいますので非喫煙者に比べて多く摂取する必要があります。
こまめな水分補給とは、文字の通り1日に摂る水分を数回に分けて飲むという事です。喉が渇いたなと感じる時はすでに脱水状態になっていることもありますので、喉が渇いたと感じる前に摂取するようにしましょう。
Aozoraでは、これまでたくさんのお客様が、良い機会!発毛スタートと同時に禁煙もされ、良い経過を出されています。体の健康は髪の健康にもつながります。
薄毛対策と禁煙。一緒に始めてみるのも良いですね。
タバコを止めれば、すぐに抜け毛や薄毛が改善されるというわけではありませんが、現在の髪が置かれている状態を作り出している要素の一つには必ず喫煙が挙げられます。
タバコを止めることは難しいことではありますが、将来的な心身の健康と抜け毛や薄毛改善のためと考えると禁煙をすることはお勧めです。
またそういった取り組みが髪を健康的に蘇らせてくれるはずです。どうしてもストレスが溜まりタバコを止められない、そういった方は1日に吸う本数を減らしてみたり、生活習慣の改善やこまめな水分補給で少しでも血の巡りに対してのアプローチを心がけるようにしましょう。
私(鮫島)は看護師時代に禁煙外来を担当しましたが、失敗する確率が高かったのは一人暮らし、高齢の女性、家族に喫煙者がいる人、でした。
そして、禁煙された方は家からヤニがなくなり、食べるものがとても新鮮においしく感じる!また何よりも喜ばれたのは喫煙しない家族様です。そのような違う面ではとても喜びを感じておられました。タバコをやめるといいこともたくさんあるんです。
今日からの過ごし方は明日からの体や髪に関わっていきます。何年たっても健康な髪や身体を維持するために、リスクとなるタバコはやめるに越したことはありません。
髪が気になりつつ、喫煙もされているという方は、一度ご自身でもタバコと向き合ってみてください。
また、タバコは血行が悪くなりますので、少しでも早めに対策をしておきたい、またシャンプーに迷われた際は、こちらのサロン監修のヘアケアアイテムがおススメです。
こちらに関連動画もございますので、少し前の物ですが、併せてごらんください。
最後までお読みいただき有難うございました。
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M字ハゲ、M字薄毛。おでこから生え際にかけてアルファベットの”M”の字になることからそう呼ばれています。
薄毛の悩みの中でも、特に男性は生え際の後退が気になり、10代20代から不安に思われる方も多いです。
また生え際は正面で髪をかき上げたり、風が吹くと目立つため、鏡を見るたびに気になってしまいます。
今回はM字型の薄毛の原因や見分け方、対策法についてみていきましょう。
まずM字型の薄毛はどう見分けたら良いのでしょうか。
M字型の生え際が気になる方は、まず生まれつきかどうかが気になる所だと思います。現在のM字が生まれつきかどうか見分ける方法は4つあります。
M字型の生え際がおでこの一番上のしわから指2本分付近にある場合は、生まれつきM字型の可能性が高いです。
一方、生え際が指2本分以上の場合やM字部分の産毛が無くなってきている場合は、薄毛が進行している可能性があります。
自分の生え際をチェックしても分からないという方は、遺伝の可能性を考えてみましょう。両親や兄弟、祖父母に富士額の人がいる場合は、生まれつきM字型の生え際である可能性が高いです。
一方、近親者にM字型の薄毛の方がいる場合は、遺伝されることが多いため、薄毛が進行している可能性が考えられます。
生まれつきおでこがM字型の人は、生え際の髪の毛も他の髪と同様に健康的です。そのため他の髪の毛と比較して生え際の髪の毛が弱々しい、産毛のような場合はM字型の薄毛の可能性が高いです。
これは、M字型の薄毛が、生え際から後退することが原因で起こります。鏡などを使って確認してみましょう。
朝起きて枕に落ちている髪が目につくことや、シャワーの後排水溝に残る髪が増えたなど抜け毛を実感することが多くないでしょうか。人の髪の毛は一日平均で100本ほど自然に脱毛していきます。
一日に100本以上の髪が抜け続けていたら薄毛の可能性が高いです。
それでは生まれつきではない方がなぜM字型の薄毛になるのでしょうか。
M字型の薄毛が進行する主な原因は2つです。
AGAは男性に多く見られる脱毛症で、毛髪の育成に関係するホルモンバランスが乱れることで起こる脱毛症です。
AGAは進行性の脱毛症であるため、放置や間違ったケア商品を使用して対策をしても、薄毛が改善されることはほとんどありません。
近年では薄毛人口は増加し、20代でも約10%の確率でAGAになると言われています。そのため、若いからまだ薄毛を心配する必要がないと思ってしまう方は要注意ですが、今は敏感な方が多いようです。
AGAとは…
テストステロンと呼ばれる男性ホルモン物質が、5αリダクターゼという酵素と結合しジヒドロテストステロン(DHT)という物質に変換されます。
ジヒドロテストステロン(DHT)が男性ホルモンレセプターと呼ばれる受容体と結合することによって脱毛因子のTGF-βが生成します。
TGF-βが生成されることで、髪の毛が成長期から退行期へ移行し、ヘアサイクルが短くなることで髪の毛が成長できず抜け毛が増えて薄毛が進行する仕組みです。
AGAの場合は生え際のみが薄くなったり、頭頂部を含めて抜け毛が増えたりと、進行具合に個人差があります。
人間の体内に存在する還元酵素の1種類で、人間の体内で起こる化学反応にはなくてはならない物質です。還元酵素は大きく分けて『代謝酵素』『食物酵素』『消化酵素』の3種類に分類されますが、5αリダクターゼは代謝酵素に分類されます。
5αリダクターゼが直接的に薄毛の原因になったり、AGAの直接的な原因だというわけではありませんが、5αリダクターゼが活性化することでAGAが発症する可能性が高くなるということです。
また5αリダクターゼにはⅠ型とⅡ型があり、それぞれ分布する箇所が異なります。
5αリダクターゼⅠ型:側頭部や後頭部、ほぼ全身の毛乳頭細胞に存在します。Ⅰ型は特に皮脂腺や前立腺に多く存在しています。
5αリダクターゼⅡ型:頭皮・脇・髪・陰毛などの毛乳頭細胞に存在します。頭皮の場合、主に生え際や前頭部・頭頂部に多く存在します。
このうちM字の薄毛の原因となるジヒドロテストステロンへ変化しやすいのは、5αリダクターゼⅡ型であると言われています。
理由として頭皮に存在する5αリダクターゼⅡ型が生え際や前頭部や頭頂部に多く存在していることが挙げられます。
牽引性脱毛症とは、髪の毛を長時間引っ張ることにより発症する脱毛症です。老若男女問わず起こります。
髪の毛が引っ張られることで頭皮がダメージを受け、髪が細くなったり抜けたりしてしまいます。ヘアアレンジをする女性に多い疾患ではありますが、男性でもカチューシャやヘアゴムを使っている方は発症することがあります。
普段から頭皮に不可がかかるようなヘアスタイルをする習慣があると、牽引性脱毛症になります。
また、長髪の方は無意識に強い力で引っ張っていることがあり、知らない間に牽引性脱毛症の原因を作っている可能性があるので注意しましょう。
ではどのように対策をすれば改善されるのでしょうか。
薄毛の主な原因として生活習慣の乱れがよく挙げられます。偏った食事をしていると髪を作る栄養素が足りなくなり、頭皮の環境が悪くなることで薄毛が進行しやすくなります。
また、睡眠不足や過度なストレスで自律神経が乱れると、血行不良を起こし血管が収縮することで髪の毛に栄養素が行き届かず薄毛を進行させる可能性があります。
髪の毛を作るたんぱく質やミネラル、たんぱく質の生成を手助けする亜鉛などは積極的摂るようにしましょう。ただし、偏った食事ではなくバランスよく摂取してください。
血行不良により栄養が十分に行き届かなくなっているので、頭皮マッサージを行うことで頭皮の血流が促進され、頭皮環境を改善しやすくなります。
行うタイミングとして、入浴中や入浴後などの身体が温まっている時が良いでしょう。ただし、力の入れすぎは逆に頭皮環境を悪化させかねないので適度に行いましょう。
ラジオ体操のリズムに合わせた頭皮マッサージ動画です。毎日一緒に行ってみてください。
牽引性脱毛症の場合は髪型によって髪が引っ張られている状態になるため、髪型自体がM字型の薄毛の原因となることもあります。そのため、長髪を切って引っ張られないようにする、分け目を変えて引っ張られる力の方向を変えてみるなどの対策を行ってみましょう。
健康な髪の毛を作るためには栄養素を毛母細胞に届ける必要があります。
そしてその栄養素を運搬する役割を担うのが血液です。栄養を運搬する血液の50%は水でできているため身体に水分が不足すると血液がドロドロになってしまい血液循環が悪くなることで育毛が妨げられることがあります。
体型など個人差はありますが1日に摂取する水の量は2ℓを目安にしましょう。また、効率よく体内に水分を取り込むためにはコップ1杯程度の水を1日に数回に分けて飲むのが理想的です。
育毛剤や外用薬などを使っている方は髪の毛をしっかり分けて生え際に使うことが大事です。特にM字ばかり気にしてそこだけつけるのではなく、こめかみにもしっかりつける必要があります。意外と見落としなのがこのこめかみ。こめかみの髪が減ってしまうと、前から見たときの顔の面積が広くなることから人からの見た目が変わってしまいます。
フィナステリドは5αリダクターゼⅡ型を阻害し薄毛を予防するための薬です。先発薬名は『プロペシア』で、AGA治療薬として知られています。しかし、薬ですので副作用が起こる可能性もあります。ご使用される際はこの副作用について十分理解し、確認したうえで使用しましょう。主な副作用として、頭皮の痒み・肝機能障害・リビドー減退(性欲減少)・女性化(丸みをおびる)などが挙げられます。
5αリダクターゼを抑制するのに有効的な栄養素は、ノコギリヤシ・亜鉛・アロエ・イソフラボンが挙げられます。
この4つを食事やサプリで上手く取り入れる様にしていきましょう。
亜鉛…レバー・牡蠣・煮干し・納豆・ブロッコリーなど
イソフラボン…豆腐・豆乳・納豆などの大豆製品
AGAに悩んだら検索でいちばんヒットするのが薄毛治療薬です。
しかしながら薄毛治療薬は医薬品の副作用から生まれたものが多く、その薬剤による副作用も多く見られます。
安易に薬を服用する前にまずは頭皮や生活の改善。そして専門家に相談することが望ましいです。
M字型の薄毛にはAGAと牽引性脱毛症の2つの大きな原因があり、それは生活習慣の乱れや髪型、間違った頭皮ケアなどによって起こる可能性があることが分かりました。
生活習慣の乱れは頭皮のみならず健康にも大きく関わります。生活習慣の改善や髪型を変えることによって予防や対策をすることが可能ですので、規則正しい生活やセルフチェックをこまめに行い、頭皮にダメージを与えないよう心掛けてみてはいかがでしょうか。
またAozoraではこれまでたくさんの方がM字の薄毛を改善されています。薬をすでに服用されている方は施術により効果を発揮できます。
まずは自分でしっかり対策!
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最後までお読みいただき有難うございました!
近年、3人に一人が薄毛に悩んでいると言われています。そして女性の薄毛の悩みも急増しています。
今や電車に乗っても薄毛治療広告、SNSでもたくさんの薄毛治療クリニックの広告が出てきます。
そして、薄毛治療と言えば昔はかつらやウィッグでしたが、近年は隠すより生やす!ということで薄毛は治すという方向になります。
しかしながら、もともと薄毛治療薬というのは薬の副作用を生かしたものが多く、薄毛治療薬の副作用によるお悩みは後を絶ちません。
Aozoraは当初は薄毛治療薬を併用しながらの薄毛対策も個々の意思に合わせおこなってきました。しかし副作用にい悩みが急増する昨今は、頭皮改善でボリュームアップする方法を推奨しております。
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これまで多くのお客様の発毛に携わる中で、これだけは知っておいていただきたいこと、10年での施術者としての心境の変化、そして薄毛治療薬がどのように推移していったかを動画で話をさせて頂きました。今もし、薄毛治療薬をお考えの方がおられたら、まずはこの動画をご覧いただけたらと思います。
薄毛治療と言えば、ミノキシジルやフィナステリドが主流でしたが、さらに強力な内服薬デュタステリドも今では普通に処方されています。
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7月、寒暖差はあれど日中は汗ばむ季節になってきました。気付けばあっという間に夏が来ます。夏といえば、汗によるボリュームダウンや抜け毛が気になりはじめる方が多くいます。それは、夏ならではの抜け毛の原因が潜んでいるからなのです。
そこで今回は夏の抜け毛がなぜ多いのか、原因や対策についてまとめてみます。
まずはじめに夏のどんなことが原因で、抜け毛が増えるのでしょうか?
夏はイベントやレジャーといった何かと楽しみが多い季節ですが一方で、夏ならではの抜け毛のリスクがいくつも潜んでいます。順番に見ていきましょう!
過ごしやすい春から一気に猛暑日が続く夏に突入すると、気候の変化から身体がストレスを覚えることがあります。体に様々な不調を起こすストレスは髪に対しても悪影響を及ぼします。
ストレスの影響を受けやすいのが自律神経です。自律神経には交感神経と副交感神経の2種類があります。
この2つの神経のうち、身体がストレスを受けると交感神経の働きが優位になります。交感神経が優位になると、血管が収縮した状態が続きます。
すると髪まで栄養や酸素といったエネルギーが届きにくくなってしまい、弱った髪が抜け毛となって現れます。
紫外線には『髪の毛』と『頭皮』のどちらにもダメージを与える特徴があります。
髪の毛が紫外線を受けると、髪の毛の保護膜として機能するキューティクルが傷み、剥離していきます。
キューティクルが剝がれると、そこから髪の毛の栄養でもあるケラチンなどが漏れ出てしまい、髪が弱っていきます。その結果、パサつき・枝毛・切れ毛などのヘアトラブルに繋がります。
そして最も紫外線のダメージを受けるのが、頭皮です。頭皮も肌と同じように日焼けを起こし、細胞をサビつかせる活性酸素を発生させてしまう『光老化』という現象を起こします。
光老化が起こると髪を作る細胞である毛母細胞の働きが悪くなり髪の発育が阻害され、抜け毛の原因に繋がります。
夏になれば海やプールに出かける人も多いのではないでしょうか。
ここで重要になってくるのが、pH(アルカリ性・酸性を表す数値)です。
健康な髪はpH4.5~5.5の弱酸性に保たれています。しかし、海はpH8~9、プールはpH5.8~8.6。
海のpHはパーマ剤と同じアルカリ性の数値になるので、髪のダメージになりやすいことは想像しやすいかと思います。
海水浴から上がるとキューティクルは開いた状態になっており、さらに海水の塩分によって髪の水分が吸収され傷みやすくなります。
またプールについてはpHに開きこそありますが、髪のダメージになる理由は海と変わりません。
プールは消毒剤として『塩素』が含まれています。もし塩素濃度が高いプールに長時間入っていると、タンパク質が変質してしまいキューティクルが剥がれやすい状態になります。
そうすると、髪の中のたんぱく質や水分が流出してしまい、髪の毛も抜けやすくなってしまいます。髪質が変わるだけでなく、ダメージが蓄積されれば弱った髪は抜け落ちます。
海やプールに行った際、シャワー後に髪を乾かすと一気にパサつきを感じた経験がある方も多いと思います。
まさにそれがPHによるダメージなのです。
快適に過ごすためには必要なことですが、エアコンの使用は空気を乾燥させます。
健康な髪の内部には水分が一定量含まれ、だいたい15%前後と言われています。
この割合が7%未満になってくると髪が乾燥した状態になります。
そうすると切れ毛や枝毛といったさまざまなトラブルを起こしやすくなります。また、頭皮が乾燥してしまうと脂漏性湿疹などの炎症や頭皮の血液循環が悪くなり、抜け毛の原因に繋がります。
暑さによる疲れからくる夏バテ。その症状の中に『食欲不振』や『寝つきが悪い』といったものがあります。食欲不振になると栄養不足に陥り、髪の毛が十分に育たなくなります。
また、寝つきが悪いと成長ホルモンの分泌を妨げ、髪の発育不足になります。このような体調不良の1つも抜け毛に繋がるサインになります。
頭皮は全身の中でもっとも皮脂腺が多いゾーンです。
皮脂の分泌が多いイメージのある顔のTゾーンの2倍以上となり、頭皮では多くの皮脂が分泌されていることが分かります。さらに夏になれば皮脂の分泌がより進むため、気になってくるのが頭皮の衛生状態です。
皮脂と汗と混ざればニオイの原因になるだけでなく、酸化すると紅斑によって痒みを発生させる場合もあります。
さらに皮脂が毛穴に詰まると髪の発育不全を起こすことや、頭皮トラブルの悪化で炎症による抜け毛を起こすこともあります。
以上のことが、夏の抜け毛に繋がる主な原因です。
では、少しでも抜け毛を防ぐ為にはどのように対策すれば良いのでしょうか。
よく汗をかいた日や海やプールなどのレジャー施設を楽しんだ後は、汗や皮脂汚れをしっかり洗い流して頭皮環境を清潔に保ちましょう。
その際、シャンプーも頭皮に合ったものやアミノ酸系シャンプーなど刺激の少ないものでケアをするとより良いです。また、シャンプー前にブラッシングをしたり、長めの下洗い(2分程)で汚れを落とすことも大事です。
正しいシャンプーの仕方をYouTubeにあげていますので、ぜひご覧ください。
長時間屋外にいる際には、なるべく頭に紫外線を当てないことが重要です。帽子や日傘を使ってカバーしていきましょう。
気になる点として、帽子は長時間被っていると『蒸れる→頭皮トラブルになる』という説を気にする方もいるのではないでしょうか。
これに対しては、汗をこまめに拭くことや、帽子の中にタオルを置くことで清潔な状態が保たれます。
清潔な状態であれば、菌が繁殖し、ニオイや頭皮のトラブルにつながることはありませんので、安心して使用できます。くれぐれも汗や皮脂をそのまま放置しないようにしてください。
『胃がもたれる』『食欲がない』といった状態が続いているからといって、水分ばかりで補うことはよくありません。
髪の毛に必要な栄養素はタンパク質・ビタミン・ミネラルです。量ではなく質を意識して摂取するようにしましょう。
特にミネラルの中でも亜鉛は不足しがちなことから、積極的に摂取していかなければなりません。
そのためにサプリを使うのも方法の1つです。そして、暑い季節だからと冷たいものばかり口にしていると胃腸に負担がかかります。
食欲不振の悪循環にもなりかねないので、温かいものを摂るように心掛けましょう。
髪に必要なたんぱく質については、こちらの動画をご覧ください。
夏は日中や睡眠時の暑さ対策として、エアコンをつけっぱなしにする人が多いですが、あまり部屋を冷やしすぎるのはよくありません。
頭皮の乾燥を招いたり、涼しい部屋にいることで自律神経が乱れ血の巡りも悪くなっていきます。エアコンに備わっている除湿機能やドライ機能を上手く使い、部屋の湿度を50~60%くらいに保つと温度を下げなくても快適に過ごせるはずです。
また、タイマー機能なども上手く使い、身体を冷やしすぎないように気を付けましょう
夏は抜け毛が増えやすい季節ですが、紫外線対策に帽子を着用する、エアコンの使い方を見直すなど原因に合わせて対策をすることでダメージを減らすことは出来ます。
健康な髪は健康な身体あってこそのものです。
紫外線対策や夏バテ予防を心掛けて、日々の小さなケアから始めてみることをお勧めします。
夏!汗や皮脂は増え、髪もべたつきやすくなり、お悩みのご相談が増える季節です。
Aozoraは薬を飲まない、減らしたい、飲んでも生えない・・様々な状態に合わせ対応が可能です。また無理な勧誘は一切致しませんのでどうぞ安心していらしてください。
サロンの雰囲気やAozoraの取り組みはアメブロ旭・千林やインスタで毎日更新しています!
「自分はすでに薄毛?薄毛の状態ってどうなの?今起こっていることの原因は?」
スッキリしない時は発毛体験にいらしてください。しっかりと見させていただきます。
最後までお読みいただき有難うございました。
今週に入り、何人かのお客様に聞かれました。
ツルツルだった頭に毛が生えてきたといった内容だったんです。見られた方いらっしゃいますか?
私、リアルタイムで見ていました。依頼を聞いてそりゃ興味津々でした。
これですね^ ^
依頼人いわく「塗り薬で毛が生えてきた!」と。
結果はというと、、この塗り薬ではなく、
追記:一瞬ネットでこの話題は広がりましたが、やはり根拠はなくそのままそのような話はなくなりました。