ある日突然、髪が大量に抜け落ちる・・。年齢や性別に関係なく、誰にでも起こりうる可能性があるのが円形脱毛症。なんの前触れもなく円形、もしくは楕円形に脱毛が起こるのが特徴です。
自分、もしくは自分の周りでも「円形になった」と、聞かれた経験はありませんか?割と起こりうる事ではありますが、ひとくくりに【円形脱毛症】と言っても、実は様々な種類や特徴があります。
当サロンでは、これまでご相談いただいた円形脱毛症、発毛率が10%以下とされる難治性の多発性円形脱毛症の方、すべてが改善されています。
では、実際のAozoraスーパースカルプ旭・千林店の改善方法も含め、円形脱毛症について詳しく見ていきましょう。
これまで円形脱毛症はストレスによる自律神経のバランスの乱れによるもの、自己免疫疾患、毛周期の乱れ、内分泌異常などが主な原因とされてきました。
特に円形脱毛症になったと聞くと「強いストレスがあったから」と感じる方が多く、一般的にはストレス説が浸透しています。しかし実は、この円形脱毛症のストレス説はメカニズムが解明されていないのが現状です。
そして近年、円形脱毛症の原因として有力視されているのが、【細菌感染説】。細菌やウィルスが侵入し、それらの外敵から身を守るために、誤ってリンパ球が毛包を攻撃してしまい毛包が萎縮し、髪が細胞分裂できなくなってしまうという、自己免疫機能の異常が原因ではないかとされています。
どれにせよ、円形脱毛症の原因はこれだ!という確かなことがわかっていないのが現状です。しかしながら、これまでAozoraで改善された方はどの方も発症時に大きなストレスを抱えられていました。ですのでストレスが関わっていることはメカニズムは解明されていなくても確実に関係していると考えています。
単発型円形脱毛症:円形脱毛症の中で最も多くみられるタイプです。年齢や性別に関係なく、男女比もほぼ同じ。そして、約8割の方が1年以内に治癒するといわれています。脱毛は頭髪だけではなく、眉や体におこることもあります。この単発性の円形脱毛症で問題なのは、まれに次にご紹介する【多発性の円形脱毛症】に移行してしまうということです。
多発性円形脱毛症:上記の円形脱毛症が複数出来るタイプ。同時に二つ出来たり、徐々に増えていくこともあります。一般的な円形脱毛症の治療をおこなっても、治癒するまでに何年もかかる場合があります。そして、単発の円形脱毛症が融合し、さらに大きな円を作ってしまうケースがあります。期間が長くなればなるほど発毛率は低下します。当サロンでは毛包の萎縮対策も兼ねて、発毛施術を行います。
全頭型脱毛症:脱毛箇所が頭部全体に広がってしまい、その結果頭髪が完全に抜け落ちてしまうタイプです。この状態になると、様々な手を施しても完治しないケースが多く、生えては抜けてを繰り返すケースもあります。当サロンでは、しっかりと発毛されています。
汎発性(はんぱつ)脱毛症:円形脱毛症が頭部全体に広がり、頭髪がすべて抜け落ち、頭髪だけでととまらず、毛という毛(眉毛、まつ毛、体毛などすべて)が全身すべて抜けてなくなってしまうケースです。円形脱毛症の分類の中で最も重度なタイプです。当サロンでは、まつ毛も含め改善されました。
蛇行型脱毛症:円形脱毛症の一種ですが、円形ではなく、後頭部から側頭部の生え際に沿って、蛇行して抜けてしまうケースです。
円形脱毛症になると、髪が一気に抜けるので、床や枕の抜け毛の多さに気づき、頭を触って気づくケースが多いです。また、シャンプー中に明らかにいつもと違う「皮膚のざらつき」を感じ発見されるケースも多いです。
中には小さな円形ですと、他人に指摘されるまで気づかないこともよくあります。
そんな円形脱毛症は単発の場合、80%が自然治癒しますが、残りは難治性となります。
見た目の問題もあり、生えてくるまでは本当に生えるのかわからずとても不安なものです。ましてや、髪で覆えない部分が抜けてしまうととてつもない不安にさらされてしまいます。
では、実際に病院ではどんな治療方法があるのか見ていきましょう。
外用薬の使用:円形脱毛症の局所部分に、ステロイドの外用、塩化カルプロニウム外用、まれにミノキシジル外用
冷却治療:液体窒素(マイナス170℃)を脱毛部位に押し当て、間違った免疫細胞の作用を抑えます。ドライアイス用のものなので、治療の際には少し痛みがあります。
紫外線療法:PUVA療法、エキシマレーザー、UVB照射療法を、月2回を3カ月以上にわたりおこないます。
内服薬の使用:ステロイド剤、セファランチン、抗アレルギー剤の内服
ステロイド点滴療法:単発の円形脱毛症におこなうことはまれで、発症初期の重度の円形脱毛症におこないます。大量のステロイド剤を3日間点滴注入します。成長障害が起こる可能性があり子供にはおこなえません。
紫外線療法:発毛専用ライトを使用。殺菌効果と、葉緑素とビタミンDを発生させ、毛母細胞を活性化します。(SLEなど紫外線が禁忌な症例にはおこないません)
毛根刺激:発毛専門の特殊な機械を使用し、毛根に刺激を与え休んでいる毛母細胞を活性化します。
毛穴洗浄:育毛剤が浸透しやすい状態にするため、毛穴を洗浄します。
頭皮ターンオーバーの正常化:施術や自宅ケア商品を使用し、頭皮のターンオーバーを促進、正常化します。
頭皮マッサージによる血流促進:血行を促進し、抜けかけている毛や産毛にもしっかりと栄養を与えます。
これらはスーパースカルプの発毛施術の流れとなりますが、実際にはこのほか、円形脱毛症の一因となっているものが無いか話をお聞きし、生活の見直しを行っていきます。
これまでたくさんの方が病院でも治らなかった円形脱毛症を改善されています。
では実際に改善された方をご覧ください。
こちらのお客様は難治性の汎発性脱毛症。病院で様々な治療や入院治療でも治らず、Aozoraにご相談に来てくださいました。当初は全頭ウィッグをつけてこられていました。約半年の間に治療しているにもかかわらず、ここまで進み、メンタルの落ち込みも激しい状態でした。
毛は髪の毛だけでなく、眉毛や鼻毛もない状態。マイクロスコープで見るとほぼ毛穴の見えない瘢痕状態でしたが、抜けてからまだ半年、しかもこれまで瘢痕状態の方も発毛されたことから、望みはあると考えました。
そして、施術と自宅ケアをスタート。同時にアレルギーの治療も徹底して行い、生活も改善していかれました。
当初数回目まで、何の反応もありませんでしたが、発毛し始めてからはご来店のたびにグングンと生え伸びてきました。しかしながら、あとを追うように新しい円形ができることもありました。
1年以上かかりましたが、ウィッグはとれ、なによりも持ち前の明るさを取り戻されました。
今は毎日はつらつと過ごされています。スタッフが一緒に涙した本当に嬉しい改善でした。
40代女性、円形脱毛症で大量の抜け毛がありすぐに病院を受診。プラセンタやセファランチンなど注射とステロイドの外用薬を使用するも一向によくならず、Aozoraにご相談に来られました。
場所がとても目立つ頭頂部だったため、仕事に行くのも大変で、いつも涙されていました。
そして施術と自宅ケア、生活の見直しによりわずか3ヶ月でみるみる良くなられ、とても喜ばれています。
こちらは男性。出来た円形脱毛症は瞬く間に点在し、気づけば17か所。近所のクリニックや病院に行くも治らず、大学病院を紹介され、そこで入院治療も行われました。最初からその時点までで2年経過。それでも一向に良くならず、Aozoraに来てくださいました。
しかもお越しいただいた経緯は、既存のお客様からのご紹介。この方があまりに気の毒だと感じ、ご自身が発毛サロンに通われていることをカミングアウトして、Aozoraをお勧めくださいました。
しかしながら、病院に通われえているのに、発毛サロンに変えるというのはなかなか難しく、実際にお越しくださったのはご紹介いただいてから半年以上も後のことでした。
そして、施術と自宅ケア。極度の甘いもの好きなので食改善もしていただき、2か月あたりから発毛が始まり最終的には17か所の円形脱毛症はすべて改善されました。
このお客様は最初に病院でフロジン液を処方され、改善無く、ステロイドを使用。それでも改善されずご相談に来てくださいました。
持病に難病をお持ちの為、それに合わせた施術、そして自宅ケアによりしっかりと改善されました。
疾患によっては円形脱毛症ができやすいものがあるんです。
うなじや前頭部も大きく円形ができてしまったお客様。施術と自宅ケアでしっかり発毛されました。
同じお客様、ツルツルに瘢痕化していたうなじからも発毛し、見事に改善されました。
近所の皮膚科に通う事2年。一向に良くならないのにどうして2年も?と思いがちですが、私が看護師をしていたころでも、そうしたケースはよくありました。
実際は、言われるままに通っていただけで、それになんの意味があるのかまで追及される方は少ないんです。
結局、Aozoraでは2か月で改善されました。健康保険がきく皮膚科、きかないAozora
費用は違いますが、治らない場合は本当に一度施術を続けていただきたいです。
こちらも同じく、入院治療でもよくならなかった方です。8ヶ月、頑張って続けてくださり良い結果となりました。
このお客様たちのように難治性のものでも治る可能性はまだまだあります。
Aozoraは発毛サロンですので健康保険がきかないため、費用はかかります。しかし、治らない円形脱毛症を何年もそのまま経過していると瘢痕化してしまい、さらに難易度が上がってしまいます。
必ず良くなります!とは言えませんが、長い年月お悩みの方にはお越しいただきたいなと思っております。