AGAクリニック二薄毛相談に行くと、内服薬と共に勧められるのが『遺伝子検査』。薄毛が気になるけどこれは受けた方がいいの?と迷われている方も多いのでは?ではこのAGA遺伝子検査とはいったい何を調べるのでしょう?
・薄毛の原因に男性ホルモンが関与しているAGAであるかどうかが診断できます。
・AGA(男性型脱毛症)発症のリスクや、フィナステリド(5αリダクターゼ阻害薬)の感受性を判定することが出来ます。
・DNA検査により将来薄毛になる可能性があるかどうかを解析します。
男性ホルモンの感受性(アンドロゲンレセプター)に関する遺伝子構造を調べます。これにより薄毛治療薬の一つ、フィナステリド(5αリダクターゼ阻害薬)の感受性の目安となります。リピート数が低いと男性ホルモンとアンドロゲンレセプターの結合する感度が高くなります。
このことから、一般的にAGAが進行していて、このCAGリピート率が低い人はフィナステリドによる効果が期待できるということになります。
CAGリピートと同じく、塩基配列の繰り返し数。この数値が低いほどAGA発症リスクが高くなります。一般的にはどちらかの検査をしたり、どちらも調べ数値の合計で治療内容や処方内容が判断されます。
CAGリピート数が23以下だとフィナステリドの効果が高くなる
GGCリピート数が38以下だとAGA発症リスクが高い
というのが平均的な考え。
しかしながらこの結果にはリピート数とAGA発症リスクとの相関関係は認められないという異議を唱える報告もあります。
気になる遺伝子検査はAGAクリニックや、AGA検査キットを購入し自分で調べることが出来ます。
うがいをし、口の中(頬)の粘膜に綿棒をこすりつけるだけ。痛い思いはまったくありません。費用は通信販売のもので8000~10000円程度、AGAクリニックでは2万円前後です。クリニックでは医師から直接話を聞くことが出来ますが、検査内容に差はありません。
実はAGA遺伝子検査は結果が出たところで、「どうしようもない」ということが多いです。それは実際に数値が高くても低くてもフィナステリドが処方される現実があるためです。高いお金をかけて、検査結果に肩を落とすより頭皮や髪に良いことを始める方が功を奏するかもしれませんね。
スーパースカルプ発毛センター旭・千林店は、お薬に頼らない発毛をはじめ、内服して早く生やしたいという方には提携クリニックでの遠隔診療も受診いただけます。薬ありなし、その人に合わせた発毛方法がお選びいただけます。